闘病日記

闘病のための日記です。一応、傷病名は自閉症スペクトラム障害、統合失調症となっております。精神障害者保健福祉手帳一級、障害年金受給者。毎日22時には更新したいと思っています。せっかちなのでもっと早く更新するかもしれません。

2023.02.22

うつ伏せで寝ながら文字を打っている。肝臓の血流量を増やすので肝臓にいいらしいと本で読んだ記憶があるから。最近の僕の楽しみは朝と昼は食べられないため、親の作った鶏肉と野菜の入った鍋を食べ、そのあと眠剤を飲んで寝ることだ。すぐに寝てしまってはつまらないため、眠気を我慢し、適当に動画を見ているのも楽しい。風呂には入る気が今の所ないからそのまま布団に入る。もう昨日はオモウマい店というテレビ番組を見た後、20時には眠剤を飲むため、二階に上がり、用法・用量通り飲んで横になった。神経質な父親なので、どう接したらいいのかがいまだに分からない。オモウマい店をやる前に、時事問題をやるニュースを見ていた。僕はあまり詳しくない知識で、アメリカはロシアに謝ればいい、土下座をすればいいと自論を話した。NATOに入れてあげればいい。戦争が終わっても、第二次世界大戦や冷戦が終わってもまだ戦争は続いている。地続きだから。アメリカが覇権国家なのが悪い。ロシアも疑心暗鬼になっている。プーチンも多分じっとしていられない病気だと思う。その症状は見られている。ロシアがアメリカに謝るのではなく、アメリカがロシアに謝るんだ。ロシアからの色々な企業の撤退や、制裁などというのは、先に行き、優位に立ち、アメリカは強いという側面を見せなくちゃならないからだ。番組の席にいる全員も白々しく思えた。

酒をやめた。肝臓が腫れあがっているのが、外側からもわかる。内科に行き、超音波で体の中を見られた時、肝臓は角が丸く、真っ白で脂肪細胞の一つ一つが細かいからアルコール性のものと言われた。食べ過ぎの場合はもっと粗いらしかった。そして、プローブを当てられたとき、膵臓がかなり痛んで、体が反射的に動いて、じっとしていられなかった。アルコール性の膵炎だと言われた。痛み止めなどの特効薬を出してもらった。少しは楽になったと思う。膵臓は胃の裏側にあるので、今も背中が痛い。

キャバクラ、18日にシャンパンを開ける予定だった。同伴ということで、13時から男友達一人と、キャバ嬢二人で集まった。ロッテリアにいるということで、そこに行った。前日からテンションは低かった。なぜか。打ち上げ花火と男友達に言い、これで最後にするつもりだった。障害年金を全て財布に入れて、自分の携帯電話すら払えていず、3Gで外では携帯が使えない。親に借金も返せていないのに、僕はキャバクラの打ち上げ花火を優先した。そして、ロッテリアからすぐそばの駅近のカラオケに行った。最初は話せていたが、徐々にテンションは落ち、カラオケをローテーションで歌うが、それに混ざれず、ただ聞いていたら、臓器にドンドンと振動が伝わってくるような感じを覚え、何回も離席し、喫煙所に行ったり、哲学的な思考に落ち着いた。ふと、「もし、あの世があるとしたら、人間的な思考であの世でも生きるのか?」という問いが頭に浮かんだ。魂などあるはずがない。そして、生きる理由もない。168cmある指名のキャバ嬢がにっこり顔をして、喫煙所に入ってきた。「自閉症なんですよね」みたいな話を相手にした。ただ異性恐怖症みたいに話すのが怖くて、毅然とした態度でいようとした。僕ばかり喋ってしまったが、相手も「私もそういう時あるよ」などと自分の話をしていた。僕はみんなカラオケを歌っているが、「お話がしたいんだ」と相手に言った。「でもお話なら」と相手は言い、その後は聞き取れなかった。カラオケは続いた。「これからまだ長いから」と言う他のキャバ嬢に僕はもう懲り懲りだと思った。疲れた。僕は一、二曲歌った。もうどうしていいかわからなかったため、何回目かの離席の際、カラオケの外に出た。途方に暮れた。いろんなところを歩き回り、「全ての人間が恐怖すぎて、もうどうしようも立ち行かないんですよ。こういった演技じみた話し方、ドストエフスキーの小説のような、演技じみた喋り方をしている登場人物に成り果ててしまって、俺はもうどうしたらいいかわからない。あの空間が楽しめない。あの空間に戻りたくない。本当にどうしようもない。誰かに認めてもらいたいのなら、他者が必要だけど、その他者はもう俺は、怖すぎる。価値がない。無価値だ。全員灰となって消えるんだから、無価値でしょ。ならば、別に生きてたってどうしようもないんだよね。こうやって散歩してても恐怖しか感じない。本当に他者からどう見られているのか、必須ではない。もう支離滅裂だ。現代詩だ。アートだ。さよなら」とボイスメモに声を吹き込んでいた。街の全ての様相がまるで異なった。離人感とか現実消失とでも言えばいいのか。でも何か違う気がする。つまりは自分が今まで見てきたであろうもの全てが変わり果てていた。気づけば僕は家路に向かっていた。また戻ろうとは思っていた。自転車を取り、乗りながら駅近とは真逆の清流を跨ぐ橋を渡り、緑地公園付近の住宅街まで行った。ただ右往左往していた。やがて、また橋を渡り、カラオケ店のある場所まで戻っていると、男友達が向かいから歩いてきて、「お前やばいよ」と言った。「せめて一言言ってから…云々」と言われ、息が上がるのをなんとか抑えようと冷静になろうとした声調で謝った。やがてカラオケ店に戻った。男友達は、いつのタイミングか忘れたが、テキーラショットセットをキャバ嬢と話し合いの上頼んでおり、それを二つ飲み干していた。いつもは全くお酒を飲むことはないし、テキーラなんて飲むことは想像できなかった。僕はビールを飲んだ。その時、少し今までの自分を少し疑問に思うかのような、いつもの楽しい雰囲気、みんなもっと楽しもうというような気概が生まれてきたのを意識した。だが、懐疑的だった。拮抗した挙句、ビールを一杯飲み干しただけだった。18時にフリータイムは終了だったので、カラオケを出た。ご飯に行こうということで四人で駅前の居酒屋に入った。鯵のなめろうとビールを頼んだ。微量の吐き気を抱えて何回も離席し、トイレに行き、大好きななめろうやビールには一切手がつけられなかった。キャバ嬢の話は自身の働いているキャバクラ店の人がどうちゃらという話の比重が大きかった。僕はずっと閉口していた。緑茶だけもらい、やがて店を出て、同伴だからと、キャバクラ店に行った。そこで、僕は閉口し、俯き、飲み物は緑茶を頼んだ。一緒にいたキャバ嬢が更衣室に行っている間、他のキャバ嬢が席に着き「いつもこんな感じなんですか?アルコール飲まないんですか、体質とか?羨ましい」などと声をかけてきて、屈辱でしかなかった。その代わり男友達は喋ってくれていた。スマホの時計を気にし、後から知ったことだが同伴は2時間はいなくてはならないことだったが、30分くらい経過したところで、男友達に耳打ちし、もう体調が限界だから帰る旨を告げた。手を合わせ本当に申し訳ないと言いながら席を立った。「とりあえず座ろう」と嬢が言ってきたが、もう体が悲鳴を上げていた。「どうしたの?心境とか?」と聞いてきたが、卒倒するくらい耳鳴りがするくらいもう帰りたく、なんとか逃げることができた。いつもの階段ではない。いつもの景色ではない。いつもの駐輪場ではない。いつもの帰り道ではない。帰ったら、切らしていたと思われていた精神安定剤が何錠かケースにあったのでそれをあるだけ飲んで眠りにつこうとした。眠れたのか眠れなかったのかは判別がつかない。とにかく、今生きている。最悪な思いをさせてしまったことは確かだ。すぐに謝りのメールを入れた。2万円男友達に渡して帰ってきたが、5000円くらい足りないということだった。

もう僕は意識した。体がもう保たない。このままでは死ぬ。だから確実に断酒をし、そういう場所には赴かない。キャバクラにも行かない。男友達と電話をした。カラオケ店での最中、話の流れで、僕の指名の人の家で四人で鍋をする話になっていたことを思い出した。でも僕は行きたくなかった。進んでしまった話だから、その日だけ付き合ってほしいと、それでもう終わりにしようと、二人で事情を説明しようと、それで街を取り戻そうと言われたが、楽しめないのに行く理由がわからなかった。体調はどうにもならないから、それ次第で行くとは行ったが、結局その話は無しになった。もう終わりでいいんだろうか。

とにかく僕は断酒をし、楽になりたい。2月10日に歌舞伎町でオフ会をした。みんな酒を飲んで酔っ払っていた。何回も吐く人もいれば、店の中で殴り合いをする人もいた。僕は今までそう言った人を外側に見たことがなかった。他者は鏡だ。だからこそ、気づけないでいた。逆に今までは僕が過度に酔っ払って、暴れたりすることもあった。それこそ人を殴ることもあった。見えなかった。何回もシークエンスがよくわからなくなるほど記憶を無くした。それをついに外側に見た。今まで自分はこうだった、こういう風だったのだなと非常に勉強になった。お酒が飲める体だったらまだ危なかった。飲めない状態だったからこそもあって、気づくことができた。とりあえず俺は初めて〝外側に見た〟これは本当に有難い。

とにかく僕の楽しみはもう酒では無くなった。酒を飲まない。ではなく、〝飲めない〟のだ。自分の体で気づくのと、外側に酒乱を見たから、こうなれた。キャバクラや飲み会にももう行かず、なぜなら怖いから。風呂とかに行きたい。ASDは症状に染まりやすさがあるから、会議も抜けた。ASDにとっては、発揮する場所があるから狂うのだ。しかし、ラボルド精神病院的な実践はしていきたい。

まだまだ体調や症状はよくならないと思うが、自分に正直になり、楽になろう。今日はまた野菜と鶏肉を食べ…僕は味噌より地鶏だしのが好きだなあ。眠剤を飲み、寝よう。

今日は僕の28歳の誕生日だ。誕生日おめでとう。