闘病日記

闘病のための日記です。一応、傷病名は自閉症スペクトラム障害、統合失調症となっております。精神障害者保健福祉手帳一級、障害年金受給者。毎日22時には更新したいと思っています。せっかちなのでもっと早く更新するかもしれません。

2021.02.04

「じいちゃん、ばば、こんにちは 日曜日は会えて嬉しかった。
いま検査入院かな 日曜日、じいちゃんとの会話で感銘を受けました。
現実に対し方が変わりました。どれはじいちゃんとばばが出会わなかったら、僕はいないということ。まさしく僕は愛によって生まれ、愛によって育ったことを強く感じたからです。
じいちゃんは昔からガツガツと生計費を稼がなければならなかった。生きるためには全て自分でなんとかするしかなかった。
結核になったり、両親を失ってしまったり、悲しみや苦しみにまみれていたように、想像されます。しかし、前を向いて、それらを乗り越えて、頑張った。
そして父親が生まれ、僕が生まれた。
じいちゃんの乗り越えてきた人生が僕の人生と繋がっている、そう感じました。じいちゃんがばばと出会ったこと、こんなに素晴らしいことはない、そう思いました。
そしてその状態のじいちゃんが自分に経験を語ってくれる。
僕はこれから前を向き、全てを乗り越え、生きていこう、そう決意しました。
じいちゃん、ばば、ありがとう。これからもよろしくね。 2015」

2015年に父方の叔父と叔母に書いた、奪う愛(自分に愛を向けようとする)の子供のような文章。
濃密な体験だった。横浜に住んできる叔父が過去のことを喋ってくれた。聞きながら思いを巡らせていた。対照的な捧げる愛も、今はチープなものとしてしか感じられないが、その叔父の捧げる愛は本物だと思った。文脈を教えてくれた。前にも言ったかもしれないが愛とは相手の文脈を受け入れるとか、理解するようなものとして見ている。これもチープで未来を俺には批判されてるかもしれないが。
その空間において愛が発生した。

 

ディスコードーーー

 

「愛憎という二面性でどっちが強いか。」コウさんに聞く。「愛にきまってるだろ」

酒に酔っていて、曖昧だが、コウさんは昨日こういうことを言った。「ちょっとお願いしたいこと言っていい?」ディスコードで画面を共有しながら、画面には相関図が表示されていた。「これガチの話なんだけど、@liceと去人たちⅠ、Ⅱを作るときに、私は@liceと膝を突き合わせて日本酒を飲み続けた」僕はこの言葉を聞いた時、その劇的さに言葉も出ないほど驚いだ。どんな微細な負のイメージをつけ入ることはできない完璧なまでの真理。陽光の戯れる中、外で大学生らしいことをするのもない、ただ、志を共にした部屋の中、男性二人が膝を突き合わせて日本酒を飲み続けた。それは僕にとってまぎれもない美的対象だった。コウさんはゲロを吐くまでも飲み続けた。「だけど、その話がすごく楽しくて」…とコウさんは続ける「xxはこうしなければならないとか、xxはこうじゃなきゃいけないとかね、xxはこうしなきゃいけないとか、xxはこうだよねー。みたいな話を、一年中やっていた」僕はその情景を想像して見た。@liceとコウさんが酒を飲みながら自作ゲームのキャラの話をする。なんて、楽しいんだ。ゆくえさんが作ってくれた相関図を見ながら喋っていたのも加味して、ただ、その友情に感動した。その基盤を取り戻さなければならないか。俺が@liceになるか。俺が@liceだ。嘘だ。@liceさんごめんなさい。俺は俺だ。後半になってくると、いつか死ぬみたいな話に必ずなる。「13階の屋上から飛び降りようかなと思う毎日の中で、私とあなたは恋人です」って決まったら、死んでもいいかな、と思いますね。「恋人ができて物語を与えて、あとは俺は死ぬと」「恋人なんていたって後の未来なんてないんだから」「コウさん楽天的なのか、厭世的なのかわからないですよね」「楽天カードは持ってますよ」……と全部話を楽天カードに繋げられて、二人で何回も開放的な大爆笑をする。

先のあげた前に書いた叔父、叔母宛の手紙も愛を感じたから。それを教えてくれたからだ。コウさんも自らの友情を語ってくれ、強烈な愛を感じた。

まだ朝の9時で早いけど、酒が飲みたくなってきたな。