闘病日記

闘病のための日記です。一応、傷病名は自閉症スペクトラム障害、統合失調症となっております。精神障害者保健福祉手帳一級、障害年金受給者。毎日22時には更新したいと思っています。せっかちなのでもっと早く更新するかもしれません。

2020.12.31

昨日は20時からベルクソンの精神のエネルギーの読書会の予定だったけど、ミヨシさんと俺しか通読してないため、いつもいるメンバーの一人も仕事で来れないし、べんざカバーさんは読んでないため、忘年会になった。一昨日、ユリカとyuくんと見た1987年の古い映画、ドグラ・マグラの意味は脳髄の地獄であると読んだことがある。終章の「脳と思考」に関数としての「脳髄の地獄」をぶち込む。何が出て来るか。……何もわからなかった。観念論の見地と実在論の見地、脳のことはよくわからない。「認識せよ。然らずば滅びよ」僕はイズムがよくわかりません。勉強したいとも思いません。「隠れた潜在性を湛えた貯蔵庫 精神のエネルギー289p」これは心理遺伝だなあ、とか。陸生の哺乳類が霊長類になって…という話はもうさっき読み終えたけど、2001年宇宙の旅、万物を生み出す根源である黒、宇宙の深淵を見渡す畏怖、驚異、孤独。精神の内面にある惑星的理解の喪失。……虚無。ボーマンは顕微鏡で脳の断片を見る。複雑な神経回路、そこで巨大な精神のエネルギーが宇宙を観照する姿を見る。人跡未踏の意識領域。遡行。全裸は「星一つない暗黒の帯」と言う。それに形を与えるのは光と生命。

衷心より感謝すると言う訳ではないのだが、忘年会だし、俺は紙パックのワインをストロー飲みまくって、祭りがしたいのだ、となった。去人たちのサーバーの居酒屋にいた、コウさんを連れて来た。前も言ったように僕は鎖の輪であり、べんざカバーさんはベルクソン描いてるし、なんかサプライズとしてコウさんをサーバーに追加したら、面白いんじゃないかった思って、追加したら、泥酔しているファシリテーターとして掻き乱すようで、図書館にあるような世界の大思想のような書物を読んでいる彼は話が通じるのである。何度も言うように主観性というものは各人の中にあるのではなく、集団の中にあるもので、その構成要素なり、動的編成が、離散したり、凝集したりというのをどちらかというと眺めていたいタイプだ。だからいきなり去人たちの製作者をぶち込んだら、何が出て来るのかなあという好奇心でもあった。

声を荒げながら方向性も定まらぬまま、進行していく会話。「兵者凶器也、争者逆徳也」そこで、ふと思い浮かんで、御子柴を入れようとなった。ラインが勝手にアンインストールされたせいで、あの読み込み画面のぐるぐるはスキゾ的エネルギーの束縛だ。一向に終わらないからディスコで連絡したらコンタクトを取れたので、来て欲しいと言ったら三万円を要求されたので、流石にそれは無理となって、何度かの交渉の末、一万となった。俺の饗宴。あいつもワインを一本空けたらしい。他のサーバーで飲んでたらしいから抜けたくないのもあったろうが。ここに女性でまあ色んな学問の大枠を掻い摘んではまあ知ってると思った御子柴を突っ込んだらどうなるんだろう。それもコウさんを入れたときと同じ理由だったが、音楽と数学の論理学であるリベラルアーツ志向してなかったかなとか、この読書会の文脈で、ディベートって言ったら重いけど知的議論ができる知り合いが御子柴くらいしかいなかったから、面白いかなと思って、「政権と資本の結びつき」とか。それもいいけど、俺は祭がしてえんだと怒号。まあ口座番号送って来たので、一万円払うことにして、呼んだら、まあ、べんざカバーが好きな去人たちの製作者のコウさんと、御子柴が同席している奇跡的な状況ということで、べんざカバーは感極まって涙し、他のメンバーはどうしたらいいかよくわからない感じだったけど、まあよく喋る、コウさんと御子柴も喋る喋る。コウさんは冗談なのかそうじゃないのかわからないダイレクトに繋がりたいとまで言い出す、コウさんは自らに戒律を設けて途中で落ちたけど、その後も会話は続いた。俺から言わせればこれが楽しいんだよ。この空間の効果は僕がもたらしたものだ……!という確信がね。

そして今日、一万円を手に掴んで、外に出た。太陽高度が下がってるし、自分が氷であり、血液が海水にさらされてるんじゃないかという寒さ。強風もあり、歩いてATMまで行くのが困難だったし、なんなら一万円というのはネタで、別に振り込まなくてもいい、という視点もあると思ったが、信義を重んじたい。いや、そういう風に思って……という訳ではないけど、別にね……。でも、なんか、おかしいよなあ。垂直の躁病は怖い。