闘病日記

闘病のための日記です。一応、傷病名は自閉症スペクトラム障害、統合失調症となっております。精神障害者保健福祉手帳一級、障害年金受給者。毎日22時には更新したいと思っています。せっかちなのでもっと早く更新するかもしれません。

2020.09.06

日曜日、日曜日には何が起こるかわからなかった。早朝から昼にかけて寝て、暑苦しく、母親曰く「腐りかけている」部屋から出て、本を読みに畳敷きの一室に行ったら掃除が始まり、その速度変化に対応できない私は掃除機ではじき出される。その後の記憶がない。自分の体の操作によって働く中心が身体の内部から他者に属してしまうので、主体が脱中心化していってしまう。そして、掃除が終わると、今度は、生長膨張した出張機関である身体を持った私が、「定位しろ」と言われているようで、その睨みを利かせられている空間に耐えきれなかった私は、不動産屋のサイトを確認し、前に一人暮らしをしていたアパートの空室があったので、連絡を取る。そして早くそのアパートに住みたいという思いが色濃くなり、また焦慮の念で息苦しくなっていく。今度は初期費用が礼金抜きで約14万円だった。だが、「有職者限定」の物件であった。僕は無職で、今度は無限の世界に足場がなくなった。そのフッサールの危機感が生みだした現象学を使う時が来た。僕は有職者であるという原信憑を不動産屋に与えて、何としてもくぐり抜ける。そして僕は実在しない中心、八畳の1Kの洋室でオンラインでアバターを使役するカウンセラーだ。