闘病日記

闘病のための日記です。一応、傷病名は自閉症スペクトラム障害、統合失調症となっております。精神障害者保健福祉手帳一級、障害年金受給者。毎日22時には更新したいと思っています。せっかちなのでもっと早く更新するかもしれません。

2020.07.19

起きたのは15時前で、自転車で、促されるまま、近所の二郎系ラーメン屋に行った。女性が店主と快談しており、僕はなぜそんなにも感嘆符を交え、快活に話せるのだろうとびっくりした。遥々来てくれてありがとうという店主の言葉に対し、「愛だから」と言っていた。普通の味だったのでもう行くことはよそう。夏日だった。コンビニで、クレジットカードが上限に達し使えないので、現金で本の代金を支払い、黒烏龍茶やレモンサワー、エナジードリンクなどを買い、黒烏龍茶を自転車を漕ぎながら飲んだ。心理課に言われた通り、なるべく外に意識を向けるように心掛けた。建物で遮光されている小さい路地を緩慢に通った。装飾花を一瞥しただけだと気が済まず、僕はまた引き返し、その花には虫がついているか、など、仔細に眺めたが、その花がなんという花なのか確信が持てなかった。家に帰り、誰もいない家で階段を登り降りしていると、水蒸気が増え、雲量の増量により、極から氷床の拡大による反射率を大きくした。それはこの上なく精神不安定ともいうべき状態だが、その事態に対し、反射弓のように、打ち振るうように、感情を一瞬で消してしまうことができるということに衝撃を覚えた。それは超大陸の形成、分裂など、連続的更新における可能性実現を内包する無限の存在を持つ時間の諸線などから隔てられた、寒冷化による精神の凍結であった。アウステルリッツという書物に書かれているような、〈時の外〉にあるようであった。見に積もる不幸がある量に達すれば…過去の全て、未来の全てから断ち切られる、とアウステルリッツは語る。だから、僕はそのあとに何があったのか、そして今これを書くまでに何があったのか、そしてこれを書いたあとに何が起こり得るのか、とにかくわからないでいる。